英検1級単語帳の見開き3ページに、「騙す」に関する英語表現が4つもあって思わず突っ込んだ話
「騙す」に関連する英語の表現、みなさんどのくらい出てきます??
なぜこんな話を振ったかというと、今日わずか単語帳の見開き3ページの間に違う単語で「騙す」に関連する新しい表現を4つも目撃したから。
なんで英語にはそんな騙す表現多いん
と、心の中で思わず突っ込みを入れたのです。
僕は朝の日課として、英検1級の単語帳見開き3ページ分を暗記するというタスクを課しています。この単語帳が左ページに英単語とその意味、右ページにその単語を使った例文とその日本語訳という構成になっていて、見開き1ページで12個の表現が載っています。
で、朝の通勤途中にその本を読みながら歩くのですが(家から会社までは徒歩10分なのです。)早速本日の1ページ目、2単語目に出てきたのが、
guillible
騙されやすい
Have you ever considered yourself gullible?(自分が騙されやすいと思ったことはありますか?)
うん、あるな、僕素直だし。でもインド一人旅してから、基本全部人が言うことは嘘だなって思い始めたな。
とかしょうもないことを考えながら次の単語を読むと
pass ~ off as ...
~を...と偽る
He tried to deceive us by passing himself off as a lawer(彼は、自分が弁護士だと偽って私たちを騙そうとした)
あー、これインドのデリーでDTTDC(デリー開発観光公団)を偽った旅行会社にぼったくられたの思い出させるなー。
(デリーではその辺の旅行会社が公団を名乗って安心させ、旅行客から相場以上の料金を取ってツアーを組むという手口が定番となってます。地球の歩き方で注意喚起されてたのですが、当時旅人レベルが低かった僕はまんまと引っかかりました。)
で、The Indian successed to deceive me by passing himself as a staff of DTTDC.
みたいな例文を考えながらも、なんか騙す系のネタ2連続かーと思いながら読み進めていくと、同じページの下のほうに
dupe
~をだます
また騙す系やん!しかもこの単語初めて!
rip off とかcheat とかdeceiveでよくない?とか思いつつ例文に目をやると
The man duped the girl into marrying him(その男は少女をだまして結婚した)
フィリピンでは逆のこともよくあるよね
The girl duped the (Japanese) man into marrying him.
と、文章が一瞬で思いつき、次のページへ。2ページ目は誰も騙されずに平和な単語と例文を読み進めていると、3ページ目突然、
cajole
~を甘い言葉でだます
注:cajole ~ into doingで ~をおだてて...させるという意味
また、きた!!しかも「甘い言葉で」とか設定細か。
They cajoled the offiical into into accepting bribes.(彼らは役人をおだててわいろを受け取らせた)
こんなにも「騙す」に関連する表現があるなんて、英語圏の生活は騙し騙され大変な社会なのね。とそんなことを思いながら、ふとあることに気付きました。
もしかして、これ意図的に記憶に定着しやすいように、程よい感覚で似たような表現が出るよう配慮されてるんじゃない?
うん、なんかそんな気がしてきたな。
そしたらこの単語帳なかなかいい感じじゃん。えーすごー!
って考えてると、騙す系の4つの表現がいつの間にか強い印象が残り、自然と記憶することができました。
と朝起きた出来事をなんとなく記事にしてみました。